柿生みさ
(声 水橋かおり)
25歳のフリーター。
大卒。
「アレだよ、私にギター持たせると割と見境がなくなるみたいな感じと一緒だろうから、語りたい気持ちは何となく、分かる」
自作自演系ロックンローラー。
ノイジーな爆音エレキギターで、泥臭いブルーズやら尖ったロックンロールやらを、街中で弾き歌う。
町田のマルイ前や、藤沢の小田急百貨店からJRの駅へ繋がる橋の上、横浜の高島屋前などで、その勇姿を見ることができる。
根っからの表現者で、放っておくと弾いて歌って詩や曲を書いている人。
ただ、すでに25歳であって、夢と現実との折り合いにためいきをつく事の多い最近ではある。
葉月の江ノ島での下宿先の隣に、みさの家はある。
二人の部屋は向きあっているため、窓越しの会話が日常になっている。
バイト先の『Junior Sweet』では、十も歳の離れた葉月たちを、優しく、ときに投げやりに見守る、おねえさん的存在。
しかし、面倒なことは大抵、雪野に押し付けてしまう。
家族構成 |
父 … 俊彦(47)
母 … 繁美(49) |
|